2023.07.30 20:36【2023年夏特集⑤】土壌環境センター新会長:山下芳浩氏インタビュー健全な土壌・地下水環境の創造のために調査・対策技術および評価・管理手法の研究、普及・広報活動をリードしてきた一般社団法人土壌環境センターでは今年度総会・理事会において役員の改選が行われ、山下芳浩氏(日鉄エンジニアリング㈱取締役常務執行役員)が新会長に選任されました。土壌汚染対策法の次期改正に向けた動きも見え始めるとともに、土壌・地下水環境を巡る新たな課題も顕在化している中、新会長としてどのようなこ...
2023.07.23 23:40申し込み締め切り迫る「第23回土壌環境監理士資格認定試験」(試験日9月9日)◆締め切りは7月31日まで◆◆国土交通省「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格」に登録された注目資格◆一般社団法人土壌環境センターは9月9日(土)13時~17時、同センター(東京都千代田区麹町4-5 KSビル3階)で「第23回土壌環境監理士資格認定試験」を実施します。この資格は、土壌・地下水汚染の調査・対策事業が適切に推進されるためには、 技術のみならず法律および環境保全に関...
2023.07.07 01:16【2023年夏特集④】増加するエンバイオ・エンジニアリングの稼働中工場・事業場での地下水汚染浄化対策廃止された有害物質使用特定施設において原位置浄化技術を柱に浄化対策を進めてきたエンバイオ・エンジニアリング(東京都千代田区、西村実社長)では最近、新たに稼働中の事業場での地下水汚染対策が柱になりつつあると言います。従来は有害物質使用特定の廃止時に対策を行う傾向があった中、近年は稼働しているうちから浄化対策を進め、将来の土地活用等に備えるケースが増えつつあり、同社の原位置浄化技術がそれを支えています...
2023.07.04 00:53【2023年夏特集③】浄化難しい土壌でも効率的な有害物質の除去を可能にした「電気発熱法ハイブリッド土壌浄化工法」◆国際航業が注力する原位置浄化技術◆東京都が中小規模事業者の土壌汚染対策支援を行う方針とする中、注目される対策工法の1つが「原位置浄化工法」です。原位置浄化工法は、汚染土壌を掘削して清浄土と入れ替える対策と違い、薬剤等を現地に投入することで有害物質を分解するなどして無害化するものです。掘削して除去する工法に比べ対策費用を抑えることが可能になる一方、浄化に時間を要することなどが課題とされていますが、...
2023.07.04 00:38【2023年夏特集②】土壌汚染状況調査の入口として欠かせない「地歴調査」◆地歴調査を専業で行うトランスバリュー・リアルエステートサービス◆土壌汚染の有無を確認するには「調査」が重要ですが、「調査」には資料等から汚染の可能性(おそれ)を判断する「地歴調査」と、実際に土壌試料を採取して分析する「サンプリング調査」があります。このうち、「地歴調査」は人の健康診断に例えると「問診」に当たり、最初に行われるものになります。この後の詳細な調査や汚染があった場合に進む浄化等を判断し...
2023.07.04 00:31【2023年夏特集①】東京都で地下水汚染拡大防止対策等による土地活用の実証事業が始まります!◆8月中にも「被覆盛土」による土地活用希望者、9月以降「地下水汚染拡大防止対策」による土地活用希望者の募集を開始予定◆今年度から中小規模事業者土壌汚染対策を支援する実証事業を開始する東京都は7月3日、実証事業のうち「地下水汚染拡大防止対策」による土地活用で使用可能な技術の公募を開始するなど動きを本格化させています。8月中には「地下水汚染拡大防止技術評価委員会」において技術を評価し、9月にも対象技術...