2023.10.10 02:37【2023年秋特集2】記者コラム:都内でクリーニング店等を営んでいる方に朗報の「工場跡地等における持続可能な土壌汚染対策支援事業」◆廃業後等で避けられない土壌汚染対応◆◆土壌汚染対策費の一部が支援されます◆「高齢の親がクリーニング店を営んでいる」、「親族がメッキ工場等を営んでいる」という方や、「工場等の敷地の開発や売却の相談を受けている」という不動産会社の方がいらっしゃったら、東京都が2023年度から始めた「工場跡地等における持続可能な土壌汚染対策支援事業」は、一度知っておいて損はない都の支援事業です。クリーニング店やメッキ...
2023.10.10 01:59【2023年秋特集1】東京都の中小事業者土壌汚染対策支援が本格的に始まります!◆被覆盛土対策の土地活用で1㎡あたり4,445円、地下水汚染拡大防止対策技術による土地活用で最大2,000万円を支援◆東京都の「工場跡地等における持続可能な土壌汚染対策支援事業」による中小規模工場等の土壌汚染対策に対する支援がいよいよ本格的に始まります。この事業は、今年度(2023年度)から実施されるもので、中小規模の工場等における掘削除去を行わない土壌汚染対策の費用などを一部支援し、土地活用を促...
2023.09.14 02:2010月3日に東京都が中小事業者の土壌汚染対策支援事業等を紹介するフォーラムを開催します!東京都環境局は、10月3日(火)13時30分から都庁第一本庁舎5階大会議場(新宿区西新宿2-8-1)で、「土壌汚染対策セミナー・土壌汚染処理技術フォーラム」を開催します。都内の有害物質取扱事業者や指定調査機関、施工会社、不動産事業者等を対象としたもので、 参加無料。「土壌汚染処理技術フォーラム」では、中小事業者への土壌汚染対策支援制度の概要や地下水汚染拡大の防止技術の紹介などが予定されています。都...
2023.09.06 02:1010月3日に東京都が「土壌汚染対策セミナー・土壌汚染処理技術フォーラム」東京都環境局は、2023年10月3日(火)13時30分から都庁第一本庁舎5階大会議場(新宿区西新宿2-8-1)で、「土壌汚染対策セミナー・土壌汚染処理技術フォーラム」を開催すると発表しました。都内の有害物質取扱事業者や指定調査機関、施工会社、不動産事業者等を対象としたもので、 参加無料。◆中小事業者への土壌汚染対策支援制度や地下水汚染拡大防止技術などを紹介◆「土壌汚染処理技術フォーラム」では、中小...
2023.08.04 05:39【2023年夏特集⑥】汚染土を除去しないで被覆盛土等で土地活用するケースを東京都が支援します東京都は8月3日、汚染土壌を掘削除去せずに土地活用するケースを支援する「工場等における持続可能な土壌汚染対策支援事業」の第一弾として、中小事業者の土地の利用転換時に、土地の購入者等が汚染土壌を残して土地活用をしようとする場合に被覆盛土相当分の費用を支援する事業について対象者の募集を開始しました。この実証支援事業は、土壌汚染がある土地の取引において、汚染土壌の全量掘削除去が慣例として行われることが多...
2023.07.30 20:36【2023年夏特集⑤】土壌環境センター新会長:山下芳浩氏インタビュー健全な土壌・地下水環境の創造のために調査・対策技術および評価・管理手法の研究、普及・広報活動をリードしてきた一般社団法人土壌環境センターでは今年度総会・理事会において役員の改選が行われ、山下芳浩氏(日鉄エンジニアリング㈱取締役常務執行役員)が新会長に選任されました。土壌汚染対策法の次期改正に向けた動きも見え始めるとともに、土壌・地下水環境を巡る新たな課題も顕在化している中、新会長としてどのようなこ...
2023.07.23 23:40申し込み締め切り迫る「第23回土壌環境監理士資格認定試験」(試験日9月9日)◆締め切りは7月31日まで◆◆国土交通省「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格」に登録された注目資格◆一般社団法人土壌環境センターは9月9日(土)13時~17時、同センター(東京都千代田区麹町4-5 KSビル3階)で「第23回土壌環境監理士資格認定試験」を実施します。この資格は、土壌・地下水汚染の調査・対策事業が適切に推進されるためには、 技術のみならず法律および環境保全に関...
2023.07.07 01:16【2023年夏特集④】増加するエンバイオ・エンジニアリングの稼働中工場・事業場での地下水汚染浄化対策廃止された有害物質使用特定施設において原位置浄化技術を柱に浄化対策を進めてきたエンバイオ・エンジニアリング(東京都千代田区、西村実社長)では最近、新たに稼働中の事業場での地下水汚染対策が柱になりつつあると言います。従来は有害物質使用特定の廃止時に対策を行う傾向があった中、近年は稼働しているうちから浄化対策を進め、将来の土地活用等に備えるケースが増えつつあり、同社の原位置浄化技術がそれを支えています...
2023.07.04 00:53【2023年夏特集③】浄化難しい土壌でも効率的な有害物質の除去を可能にした「電気発熱法ハイブリッド土壌浄化工法」◆国際航業が注力する原位置浄化技術◆東京都が中小規模事業者の土壌汚染対策支援を行う方針とする中、注目される対策工法の1つが「原位置浄化工法」です。原位置浄化工法は、汚染土壌を掘削して清浄土と入れ替える対策と違い、薬剤等を現地に投入することで有害物質を分解するなどして無害化するものです。掘削して除去する工法に比べ対策費用を抑えることが可能になる一方、浄化に時間を要することなどが課題とされていますが、...
2023.07.04 00:38【2023年夏特集②】土壌汚染状況調査の入口として欠かせない「地歴調査」◆地歴調査を専業で行うトランスバリュー・リアルエステートサービス◆土壌汚染の有無を確認するには「調査」が重要ですが、「調査」には資料等から汚染の可能性(おそれ)を判断する「地歴調査」と、実際に土壌試料を採取して分析する「サンプリング調査」があります。このうち、「地歴調査」は人の健康診断に例えると「問診」に当たり、最初に行われるものになります。この後の詳細な調査や汚染があった場合に進む浄化等を判断し...
2023.07.04 00:31【2023年夏特集①】東京都で地下水汚染拡大防止対策等による土地活用の実証事業が始まります!◆8月中にも「被覆盛土」による土地活用希望者、9月以降「地下水汚染拡大防止対策」による土地活用希望者の募集を開始予定◆今年度から中小規模事業者土壌汚染対策を支援する実証事業を開始する東京都は7月3日、実証事業のうち「地下水汚染拡大防止対策」による土地活用で使用可能な技術の公募を開始するなど動きを本格化させています。8月中には「地下水汚染拡大防止技術評価委員会」において技術を評価し、9月にも対象技術...
2023.03.22 05:00【2023春特集】5:石油類の土壌汚染を早く効率的に把握~H-TECH◆従来調査法の約4倍の速度で迅速に石油類の汚染範囲を特定できる「OIP」導入◆◆すでに600地点で調査…石油類取扱事業者の期待に応える◆石油類の土壌汚染問題に頭を悩めている企業は少なくないのではないでしょうか。石油類の土壌汚染は、土壌汚染対策法の対象ではないものの見つかると対策が迫られ、企業にとって悩ましい課題の1つです。除去、分解等の対策を行うにしても実際にどの程度、石油類が土壌にしみ込んでいる...