2025.04.09 00:33【2025年春特集③】汚染土壌・水の対策技術やリサイクル技術を柱に、会員企業と土壌汚染等で対策が必要なユーザーをつなぐ土壌環境保全技術協会令和2年10月1日に設立した一般社団法人土壌環境保全技術協会(Association of Soil Ecotechnology:略称・ASE、本部・事務局:東京都品川区南大井5?27?17イマス南大井ビル〈太洋基礎工業株式会社東京支店内〉)は、汚染土壌及び廃棄物に関する様々な問題に対し、これまで培ってきた会員各社の技術を集結し、発展させ、よりよい土壌・水環境及び資源循環を創造することを目的に会員...
2025.04.09 00:20【2025春特集②】2025年度も進化する東京都の中小事業者土壌汚染対策支援事業◆2025年度からは工場跡地等における持続可能な土壌汚染対策支援事業で「操業中事業場」も対象に◆中小事業者の土壌汚染対策支援に注力している東京都環境局は、2023年度から都内の工場等における持続可能な土壌汚染対策を支援する事業を実施しています。そしてこのほど、今年度(2025年度)から新たに同事業のうち「地下水汚染拡大防止対策支援」において「操業中事業場」も対象にする方針が2月の都議会において明ら...
2025.04.04 01:25【2025春特集①】2025年度土壌汚染対策法見直しの方向、地下水のPFAS対策の行方~環境省に聞く環境省水・大気環境局環境管理課環境汚染対策室・鈴木清彦室長に聞く土地所有者や水質汚濁防止法に基づく有害物質使用特定施設を保有する事業者にとって関心の高い土壌汚染対策法(土対法)の見直しが2024年9月から環境省の諮問機関・中央環境審議会において審議が始まっています。また、社会的関心が集まる有機フッ素化合物(PFAS)の地下水環境における対応の行方などにも大きな注目が集まっています。土対法見直しの過...
2025.02.13 05:13【2025年2月特集後編】地歴調査の専門家が見る土対法見直しの議論における地歴調査トランスバリュー・リアルエステートサービス㈱代表取締役・安田晃氏インタビュー土壌汚染対策法の見直しに向けて国の中央環境審議会における検討が始まった中、地歴調査の位置づけについて審議会小委員会におけるヒアリングでも自治体等の関心が高い事項になっていることが分かります。この地歴調査の動向について、調査を実施している指定調査機関はどのように見ているのか?とりわけ地歴調査に特化した事業を手掛けているトラン...
2025.02.13 04:55【2025年2月特集前編】土壌汚染対策法見直しの議論で重要度が増す『地歴調査』◆土地所有者等は『地歴調査』への備えが重要に!◆土地所有者や有害物質使用特定施設を持つ事業者の方は、今、土壌汚染対策法の見直しの議論で、『地歴調査』が大きな関心を集めていることをご存知でしょうか?環境省の諮問機関・中央環境審議会の水環境・土壌農薬部会土壌制度小委員会(委員長・大塚直早稲田大学大学院法務研究科教授)による土壌汚染対策法の見直しを視野に入れた議論が2024年秋から本格化していますが、こ...
2024.12.11 00:46【GeoValueセレクション】都市化に伴う地下水汚染でサケの稚魚が小さくなる可能性~北海道大学と札幌市豊平川さけ科学館※この記事は2024年11月25日付けで契約者に配信した電子専門紙「Geo Value」Vol.208に掲載したものを転載したものです。都市化に伴う地下水汚染でサケ稚魚が小さくなる可能性――。これは、北海道大学大学院環境科学院修士課程の山下祥平氏(当時)、同大学大学院地球環境科学研究院の根岸淳二郎教授及び札幌市豊平川さけ科学館の有賀望学芸員らの研究グループによる研究成果。土壌・地下水汚染分野では昨...
2024.11.09 00:06エコプローブ協会20周年記念座談会質の高い土壌汚染サンプリング技術で信頼築いた20年とこれから会員相互の連携、技術力の向上会長:岡田宏氏(株式会社エイチテック代表取締役)副会長:遠藤康之氏(株式会社PEC代表取締役)副会長:高橋亨氏(城東地質株式会社代表取締役)理事:澤田健一氏(有限会社澤田ボーリング代表)理事:尾張新吾氏(ジオラフター株式会社取締役)土壌汚染のサンプリング調査において高い技術力で業界の信頼を得てきたエコプローブ協...
2024.09.04 05:309月18日に土壌・地下水浄化技術展開幕!「地盤技術フォーラム」の総合タイトルのもと「土壌・地下水浄化技術展」、「地盤改良技術展」、「基礎工技術展」、「災害対策技術展」の4展示会が9月18日(水)から20日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催されます。「土壌・地下水浄化技術展」は、進化を続ける浄化技術や、リスクコミュニケーションなど、ハード・ソフトの両面から本格的・統一的な土壌・地下水汚染問題への取り組みを包括的に紹介する展示会。今...
2024.08.21 23:47【2024年夏】地歴調査に特化して10周年~トランスバリュー・リアルエステートサービス株式会社土壌汚染における「地歴調査」に特化したサービスを提供しているトランスバリュー・リアルエステートサービス(東京都中央区日本橋本町2-6-13、Tel. 03-6231-1655 安田晃社長:社名略称TRS)が2024年7月、創立10周年を迎えました。最近の実績は年間1,000件ペースで増加しており、累計7,000件を超え、行政や土壌汚染調査・浄化対策を行っている事業者等からも高い信頼を得ています。1...
2024.07.10 02:05【2024年夏】東京都が中小事業者の土壌・地下水汚染拡大防止対策を支援~支援対象の対策技術第2回目の選定◆都支援対象となる地下水汚染拡大防止対策技術新たに10件を選定◆東京都はこのほど、2023年度から開始した「工場跡地等における持続可能な土壌汚染対策支援事業」における地下水汚染拡大防止対策技術の2回目の選定結果をまとめ、新たに原位置対策技術10件が選定されました。
2024.04.10 02:06【2024年春特集4】地下水汚染対策に繋がるPFOAの原位置浄化技術確立へ~国際航業株式会社PFOS、PFOAの地下環境における挙動特性をカラム試験で把握した国際航業株式会社(東京都新宿区北新宿2-21-1)は、自社で高い実績がある地下水汚染の原位置浄化技術を生かし、地下水汚染を引き起こす可能性が高いPFASに的を絞った浄化技術の確立を目指して実汚染地下水や模擬汚染水を用いた室内試験を実施。その結果、国内での複数浄化実績がある「電気発熱法を用いた熱活性過硫酸法」によりPFOA等を暫定指針...
2024.04.10 02:00【2024年春特集3】地下環境で異なるPFOS、PFOAの挙動を確認~国際航業株式会社PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)はそれぞれ化学構造の違いから地下環境中で挙動も大きく異なる特徴があるため、それぞれの特徴に合わせた対策が必要になってくると考えています――。PFOS等の対策技術の検討を進めている国際航業株式会社(東京都新宿区北新宿2-21-1)はこのほど、PFOS、PFOAの挙動特性の試験等を行い、PFOS、PFASが土壌・地下水中でど...